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結婚前に確認・相談しておきたい事(前編)

結婚生活を始める前に

どうしたら結婚生活がうまくいくのか?

どうしたら、心配事=デメリットがなくなるのか?

 

ポイントはいくつかあると思いますが、結婚前に確認しておくべきこと、決めておくべき事というのがあるかと思います。

私は、前回の記事の通り、元々【結婚=幸せ】と考える楽観的なタイプではなかったので、不安要素をできるだけ解消する、もしくは心構えをするために、入籍前にいくつか確認したり、相談しました。

 

 

hapimari.hatenablog.com

 

①衛生感覚が近いか

よく、テレビを観ていると男性芸能人などで潔癖な人がいますが、逆に、かなり部屋が汚くても気にならないという人は割といるものです。

同じように気にならなければ問題ないのですが、もし、自分だけが部屋の汚さが気になる場合、結婚後は、相手が散らかしたものも含め、全て自分が片付けたり掃除する羽目になるかも知れません。

私の友人でも、ご主人が服を脱ぎっぱなしにしたり、部屋を散らかしてそのままなのがストレスだという人は結構います。

逆に、潔癖過ぎる相手だと、相手にストレスを与えてしまったり、小言を言われる事があるかも知れません。

 

こういう感覚は、結婚したり、うるさく言ったからと言って簡単に変わるものではありませんから、共に生活するならば、衛生感覚が近い人がベストです。

きれい好きであれば良いという訳ではなく、自分と感覚が近いかどうかが、お互いストレスなく暮らすために重要です。

ぜひ、結婚前に彼の自室を見せてもらうなどして確認しましょう。

 

②金銭感覚が近いかどうか

まず、金銭感覚というのは、収入の多寡とはあまり関係がありません。

高価なものをたくさん持っていたり、金払いが良かったり、やたらとフットワークが軽くて、頻繁に旅行に行っている人を見ると、

 

「生活に余裕があるのだな」

 

と思いがちですが、単に貯蓄に対する意識が低い人もいます。

中にはカードで「ボーナス払い」や「リボ払い」を当たり前のように使う人や、奨学金などの借り入れ(借金)があっても、返済よりも目先の楽しみを優先する人だっているのです。

 

金銭感覚が最もよく解かるのは、借金の有無と資産状況(貯蓄や投資資産等)です。

資産状況を具体的に聞き出すのは難しいかも知れませんが、婚約したり、結婚を前提に付き合うのなら、結婚前にせめて、借金の有無、年収、大体の預金額(資産状況)は聞いておいた方が良いでしょう。

逆に、自分自身に奨学金やローンなどの借金がある場合は、結婚前にキチンと伝えるべきだと思います。

 

結婚はお金目当てにするものではありませんが、経済的に破綻することなく、共に人生を歩んでいける人かどうかを計るために必要な事ですし、お金のトラブルで離婚する人もたくさんいますので、

「結婚前にきちんと確認しておきたいの」

と言えば、誠実な人なら、ある程度は答えてくれるはずです。

 

また、資産が豊富でも、極端に倹約家な場合は、生活に潤いや楽しみが少なくなってストレスに感じる可能性があるでしょうから、仮に収入が多くてもそういった人には注意した方が良いかも知れません。

 

③ご両親の健康状態

将来的に、親の介護問題が起こる可能性は誰しも持っていると思います。

しかし、結婚してすぐに介護が必要となったとしたらどうでしょう?

結婚生活を楽しむどころではありませんよね。

これからの結婚生活、将来設計を考える上で、お互いの両親がそれぞれ自立して元気に生活してくれる事はとても大切です。

 

「介護が必要なご両親がいても関係ない。喜んで協力しよう」と思えるなら、それはそれで立派でステキな事ですが、たとえそうだとしても、結婚前に知っておきたいと思いませんか?

 

また、今は元気でも、将来的に介護問題が勃発する可能性は誰にでもあります。

問題が起こる前に具体的に考える事は難しいかも知れませんが、現時点でなんとなくでも、相手(とご両親)がどう考えているのか、知っておいた方が良いでしょう。

 

例えば、兄弟が同居予定だとか、自分で引き取りたいと考えている、いざというときは施設への入居を両親自身が検討しているなど、判ることもあるかも知れません。

 

そこで私は入籍前、彼にこんな質問をしました。

「もし、自分の親に介護が必要になったらどうする?」

「〇〇くんは自分の親の下の世話とかできる?」

 

また私の両親に関しても聞いてみました。

「もし、私が将来親を引き取りたいと言ったらどう思う?」

 

今は、親の介護はその伴侶(老々介護が問題になっていますね)や、実子がメインで考え、対応するのが主流のようですが、ひと昔前(夫はモーレツ社員で妻は専業主婦が主流の時代)は「親の介護は嫁の仕事」だったのです。

今でも地域によってはそういう考えが根強く残っているかもしれませんね。

 

もし上記のような質問をして、「その時は頼むよ」などと、丸投げするような事を言ってきたらどうでしょう?

恐らく、そこで快く

「任せておいて!」

と言える人はあまりいないでしょう。

 

結婚後もフルタイムで仕事を続けたい場合はなおさらです。

両親が元気なうちに介護について具体的に考える事は難しい事ですが、なんとなくでも、お互いどんな風に考えているかを話しておくと安心です。

 

上記のような質問をすることで、ご両親の介護問題を自分事として考えてもらう機会になります。

また、もし引き取りたいと考えている場合、同じように私が両親を引き取りたいと言ったらどうかという事も考えてもらう事が出来ます。

 

結婚後も、介護問題、つまり、親の老後について考えることで、どうしたら少しでも長く元気でいてくれるのかについても考えるきっかけになりますよ。

 

例えば、親の自宅がバリアフリーでない場合や、冬場に脱衣所や浴室が極端に冷える家の場合はこのままで大丈夫か、リフォームした方が安全性が増しますし、介護が必要になった場合にも介護の負担が減らせる可能性があります。

 

また、高いところに物をたくさん置いている場合などは、片付けを手伝って、高いところにはものを置かないようにするだけでも、転倒などの危険を防ぐことにつながります。(高齢者が転倒すると、骨折してそのまま寝たきりになってしまうケースもあるのです!)

このように、今から出来る事について考える事もできるでしょう。

 

 

さて、今回は、結婚前に確認・相談しておきたい事として、「衛生感覚」「金銭感覚」「ご両親の健康状態・老後」についてお話ししました。

次回も同じテーマでお話したいと思います。