結婚式での演出ムービー①
結婚式の余興問題
かつては友人からの歌のプレゼント(カラオケ)などの余興が定番でしたが、近年は
「おもてなしを重視するため、ゲストに負担をかけたくない」
と、余興をしない新郎新婦さんが増えています。
その結果、余興の代わりにプロフィールムービーなどの演出ムービーを披露宴中に流すのが人気となっています。
私たちの結婚式でも、テーマの一つが「おもてなし」だったこともあり、余興はなしにしました。
そこで今回のテーマである演出ムービーです。
演出ムービーの種類は、大きく分けて3つ。
①オープニングムービー
披露宴のはじまり、新郎新婦の入場前に流す映像です。
オープニングムービーで会場の雰囲気を温め、盛り上がってきたところで入場!という感じですね。
②プロフィールムービー
生い立ちムービーとも呼ばれ、二人が誕生し、学生生活や就職などの成長を経て出会い、結婚するまでを紹介する映像です。
ゲストとの写真や短いコメントなども入れて流しますので、ゲストに思い出を振り返ってもらったり、お相手の事を知ってもらうのにうってつけ。
流すタイミングは披露宴中であればいつでも構いませんが、お色直しの中座中に流すことが多いです。
中座中でも映像があれば、おひとり参加のゲストにも楽しんでもらうことが出来ますね。
③エンドロール
映画のエンディングのように、ゲストの名前を思い出の写真と共に流します。
その際、ゲストへのメッセージを添える新郎新婦さんも多いですよ。
また、結婚式当日の映像を使った「撮って出しエンドロール」も人気ですね。
エンドロールは、通常、披露宴がお開きになる前、新郎新婦が退場した後に流します。
退場後は、お見送りの準備をしたり、新郎新婦とそれぞれの両親とで写真を撮る時間が必要になりますが、エンドロールがあれば、その待ち時間を退屈させることなく過ごしていただけますし、ゲストへの感謝を伝える事が出来ますよ。
その他
演出ムービーの定番は、上記3つになりますが、式場によっては、待合室でウェルカム・ムービーを映像を流せたり、チャペル内で入場前などに映像を流すことが出来るようです。
また、最近では「花嫁の手紙」を映像で流す「サンクス・ムービー(レター・ムービー)」も話題になっています。
初めて聞いたときは、「手紙をムービーにするってどうなの?」と思っていましたが、動画サイトで見て「感動した」という人が続出!
新郎からもメッセージを入れたり、実際にその場で読むやり方ではできないようなオリジナリティーを出すことが出来るのも魅力のようです。
演出ムービーを作るのに、どんな方法があるの?
さて、演出ムービーを流すことを決めたら、ムービーの作成をどうするか?
演出ムービを用意する手段はいくつかありますので、ご紹介していきますね。
①式場提携の業者に依頼
自分で業者を探す手間がかからず簡単ですが、費用は最も高くなります。
私の挙げた式場では、オープニング・ムービーとプロフィールムービーはそれぞれ5万円。
撮って出しエンドロールは15万円程でした。
②外部の業者に依頼
二つ目は、外部の業者に依頼して作成した映像を持ち込む方法です。
自分で業者を探さなければならないという手間はありますが、それは「自分好みの映像を作ってくれる業者を選べる」というメリットでもあります。
価格も、①の式場提携業者の半額程度の2~3万円と良心的。
※(撮って出しムービーは8万~15万)
業者の選定以外は①と同じなので手間もあまりかかりません。
ただし、プロジェクター使用料や持ち込み料がかかる場合がありますので、式場に確認するようにしましょう。
③ムービーソフトを使って手作り
自分でデザインを考えることなく、写真データをはめ込むだけでムービーを自作できます。
費用も1万円程度とリーズナブル。
ただし、業者と違い、デジタルでない写真は自身でスキャナーで読み込むなどしてデジタル化する必要があります。
また、②と同様、持ち込み料などがかかる場合があります。
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④すべて手作り
Windowsムービーメーカーなどの映像編集ソフトを用い、一からデザインを考えて自作する方法です。
無料映像編集ソフトもありますので、費用が最も安くなるのが魅力ですが、同時に、最も時間がかかる方法でもあります。
②と同様、持ち込み料などがかかる場合があります。
まとめ
手軽さと高いクオリティーを求めるなら、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
また、どの手段で演出ムービーを作成するにしろ、写真は必須。
早めに、多めに選定しておきましょう。
業者に依頼する場合でも、使う写真や順番を決めたり、コメントを考えるのは自分たちですからね!
ちなみに、オープニングムービーとプロフィールムービーはゲストが確定していなくても作成できますので、早めに仕上げてOKです。
エンドロールだけはゲストの名前を流すため、一番最後に仕上げましょう。