結婚式のブーケ!調達方法とポイント
お花の持ち込み
私たちが結婚式を挙げた式場では、会場装花以外のお花の持ち込みは自由だったため、ブーケ等をはじめとしたお花の持ち込みをしました。
(持ち込みしたもの)
- ブーケ&ブートニア ×2個
- ヘアード(生花の髪飾り)
- 両親への贈呈用花束&ブートニア ×2個
お花を用意する手段はいくつかありますので、それぞれの予算と共に、ご紹介したいと思います。
なお、ブーケは生花以外にも、造花(アーティシャルフラワー)、プリザーブドフラワー、ドライフラワーでも作ることが可能です。
生花以外のブーケだと保存や前撮りなど複数回使うことが可能など、それぞれに良さがあるかとは思いますが、ここでは一番人気の生花に絞ってお話したいと思います。
お花を用意する方法
①結婚式場の提携業者に依頼
予算:3~5万円
結婚式場の提携業者は、普段から式場にお花を納品しているということで、納入がスムーズなど、安心感があります。
また、自分で業者を探したり作る必要がないので、一番簡単な方法にもなります。
デメリットは、高額である事と、好みのお花屋さんやフローリストさんを選り好みできない点となります。
②外部の花屋・フローリストに依頼
予算:1~3万円
外部のお花屋さんに依頼して持ち込む場合は、式場提携の業者に比べ約半額と、リーズナブルなのが魅力です。
式場近辺のお花屋さんだと、納入実績が多い可能性が高いので、より安心感がありますね。
ただし、式場によっては持ち込み料がかかる場合があります。
事前に確認し、持ち込みを希望している場合には、必ず契約前に持ち込み料不要としてもらうなど交渉しましょう。
③手作り
予算:5千円~1万円
手作りの場合は、材料費のみですので、一番安価となります。
自分でブーケを作る機会はなかなかありませんし、素敵な思い出になりそうですね。
ただし、未経験の素人が簡単に作れるものではないので、 ブーケ作りのレッスンを受けるなど、事前準備をして臨むことをおすすめします。
また、②のケースと同様、式場によっては持ち込み料がかかりますので、事前に確認しましょう。
どの方法で用意するのがおすすめ?
3つのパターンをご紹介しましたが、どれがおすすめかは、状況にもよるので一概には言えません。
例えば、式場で頼むと高額にはなりますが、お花の鮮度を保つために式場の冷蔵庫で保管してくれるなど、サービスが良いというメリットがあります。
私の挙げた式場では、
「持ち込みの場合は事前に預かって、冷蔵庫で保管することはできません」
と言われました。
11月でしたので問題ありませんでしたが、お花にとって過酷な、真夏の結婚式であれば、提携業者に依頼した方が安心だと思います。
もし真夏に持ち込む場合は、お花が萎れないように、どんな対策をしているかも依頼する業者に確認しましょう。
また、外部のお店等に依頼して持ち込む場合、お花屋さんにもそれぞれ個性がありますので、自分の希望に合ったお花屋さんを探す必要があります。
最後にご紹介した手作りブーケは、ポイントはやはり、クオリティーが自分のウデ次第という事と、準備と制作に時間がかかる点でしょう。
造花で作る場合は問題ありませんが、生花のブーケは結婚式前日に作らなければなりませんので、ブーケを作る時間を確保できるかも考えて計画しましょう。
外部の花屋・フローリストに依頼する注意点
私の場合は、節約したいけれどクオリティーには拘りたい。そして、手作りする自信はなかったので、迷わず外部業者におまかせして持ち込む方法を選びました。
外部のお店等に依頼して持ち込む場合は、大切なブーケを任せられる業者を自分で探す必要があります。
ポイントはいくつかありますが、少なくとも下記3点は必ず確認するようにしましょう。
- 挙式の時間に合わせて直接配達してくれる
- 自分の好みに合ったブーケを作ってくれる
- 価格
1.挙式の時間に合わせて直接配達してくれる
まずは、必要な時間にきれいな状態のブーケが届く事が一番大切です。
中には運送業者等を使う業者もあるようですが、お花の業者さん自身が配達してくれるところを選びましょう。
そうすれば、万が一トラブルがあった場合、迅速に対応してもらうことができますよ。
2.自分の好みに合ったブーケを作ってくれる
ラウンドブーケなど、定番のものであればそれほど心配はないかと思いますが、最近人気のクラッチブーケ(お花をそのまま摘んで束ねたようなブーケ)など、個性を出したい場合は、作り手のセンスが仕上がりに大きく影響します。
過去の作品をHPやインスタグラムなどのSNSにUPしている事も多いので、自分の好みに近い作品を作られているお店やフローリストさんを選びましょう。
3.価格
一般的には式場提携業者のおよそ半額程度の予算で間に合うのですが、有名店や、有名フローリストさんにお願いする場合は、式場で頼むのと同等、もしくは高額になるケースがあります。
逆に、価格は安いけれども、HPに載せられているブーケや花束が「なんとなく野暮ったいな」と感じたところも結構ありましたので注意が必要です。
価格だけにとらわれては理想のブーケが遠のいてしまう可能性がありますから、素敵なブーケを作ってくれることは大前提です。
それでも、どうせなら式場よりもリーズナブルだと嬉しいですよね。
私がブーケを用意した方法
どうやって探したのか?
私は、フリーランスで活動しているフローリストさんにブーケや贈呈用花束などをお願いしました。
ネットでブーケを検索していたところ、雑誌社のHPで紹介されていたブーケ特集が目に留まったのです。
そこで紹介されていたブーケが気に入ったので、問い合わせたところ、結婚式当日の朝、直接ブーケを届けて頂けるという事でしたし、価格も良心的でしたのでお願いすることにしました。
外部の業者に頼む場合は、お花屋さんもしくは私のようにフリーランスで活動しているフローリストさんに頼むことになるかと思います。
私がお願いした方は、独立前はホテルの装花を手掛けていたようで、結婚式のブーケを作られた経験も豊富でした。
また、事前に2回の打ち合わせを設けて頂き、しっかりとヒアリングしてくださったので、安心してお任せすることができました。
フリーランスのフローリストさんにお願いした感想
初めは、お花屋さんに依頼しようと考えていましたが、実際フリーランスで活動している方 にお願いしてみると、最初の問い合わせから最後の受渡しまで、実際にブーケを作ってくださるフローリストさんとやりとりしますので、そこに安心感を感じました。
自分が気に入った作品を作った、その人自身が大切なブーケを作ってくださるというのは大きなメリットだと思いました。
私の場合は、たまたま気に入ったブーケを作っていたのがフリーランスの方でしたが、そういったフリーで活動しているプロを探せるサイトもありますので、気になった方は是非、チェックしてみてくださいね。
下記サイトはお花の専門ではありませんが、たくさんのフローリストさんが登録していますよ。
ブーケを依頼する際の注意点
最後に、ブーケを依頼する際の注意点をご紹介します。
ブーケにはラウンド型やティアドロップ型、クラッチブーケなど、様々な形がありますし、使う花材や色味などによってずいぶんと雰囲気が変わるものです。
ブーケの打ち合わせまでに、いいなと思うブーケの画像をたくさんストックして、好きなブーケのイメージを膨らませておきましょう。
また、ブーケはドレスやチャペル・披露宴会場の雰囲気との相性も大切になりますので、それらの写真も用意しておきましょう。
言葉だけでは、なかなかイメージというのは伝わらないものです。
なるべく具体的に希望が伝わるよう、これらの画像を準備しておくことで、打ち合わせがスムーズになりますし、理想のブーケに近づくことができますよ(*^-^*)