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カメラマンの持ち込み①

式場のカメラマンと持ち込みカメラマンの違い

私たちは写真カメラマン、ビデオカメラマンを、結婚式場の了承を得た上で、持ち込み料なしで持ち込みしました。

カメラマンを持ち込むと、どんなメリットがあるのでしょうか?

式場のカメラマンと比べて、どんな違いがあるのか、詳しくお話したいと思います。

 

  ①費用

持ち込みする最大のメリットはやはり費用面ですよね。

そもそも撮影には、どのくらい費用が掛かるものなのでしょうか。

 

ゼクシィ結婚トレンド調査2017では、

・スナップ撮影の費用平均:21.3万円

・ビデオ撮影の費用平均:19.6万円
 

となっています。

ただし、これはあくまで平均。実際にはどちらも大体15~30万円くらいと、式場や内容によってかなり差があるのが実情です。

 

(スナップ写真)

どういった内容かというと、スナップ写真の場合はまず、撮影後にもらうデータのカット数

安い価格設定のものは50カットとか、少ないカット数の事が多いようです。せっかくプロに撮ってもらうなら、300カット以上は欲しいところ。

実際、300~400カットくらいでお願いする新郎新婦が多いようですよ。

 

このように、カット数が多くなるほど値段が上がりますし、アルバムもページ数などによって何種類も用意されていますので、これらの内容によって値段が大きく変わってきます。

 

(ビデオ撮影)

ビデオはというと、撮影範囲や編集内容。その他必要なDVDの枚数などによって料金が異なります。

更には、フルハイビジョン撮影、DVDのメニュー作成、ブルーレイディスクへの変更などはオプションとして追加料金がかかることもあります

 

一方、外部の業者に依頼する場合は、スナップ写真・ビデオカメラ共におよそ4~10万円程度が相場となります。

 

つまり、スナップ写真とビデオの両方を頼むと、式場だと併せて30~60万円、持ち込みだと8~20万円になります。

つまり、両方を持ち込むと、22~40万円も節約できるのです。

どちらか一方だけでも10万円以上節約できる計算になります。

 

②撮影上の制約

「撮影上の制約」というのは、例えば「挙式中は着席したまま撮影してください」とか、「ブライズルームへの立ち入り禁止」など式場側が撮影を制限することです。

なぜそんな制限をするのかというと、式場からは、「進行の妨げになるケースがあるため」などと言われると思いますが、事実上の持ち込み防止策と言えるでしょう。

 

式場提携のカメラマンの場合は、そういった制約がないため、進行の妨げにならないよう注意しながらではあるものの、自由に撮影することができます。

 

一方、持ち込みカメラマンや、「友人」として撮影する場合には、上記のような制約があるため、挙式中に檀上近くで撮影できないなどのデメリットが生じる可能性があります。

 

③技量

式場提携のカメラマンと、持ち込みカメラマン。

一体どちらの方が、素敵な写真や映像を撮ってくれるのでしょうか?

 

式場側がよく使う、提携カメラマンを勧める理由として、

提携のカメラマンは式場をよく知っているため、ベストショットを多く撮ることができます。良い写真を残してもらうために、提携のカメラマンを使って頂いてます。

というものがあります。

確かに、提携カメラマンであれば、その式場での撮影経験が多い可能性が高いため、どの位置からとれば美しく撮れるか、よく知っている可能性は高いように思います。

 

しかしそれは、そもそもの技量が同程度であればの話ではないでしょうか。

プロなんだから上手くて当然でしょう?

と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

式場提携のカメラマンの技量はバラツキが多いのです。

 

理由は、繁忙期などにはアルバイトのカメラマンが入ったり、同じプロであっても新人からベテランまでいるからです。

どの業界、どの会社でも新人はいますし、その方たちにも経験を積んでもらいたいのはやまやまですが、大切な結婚式を新人や好みでない作風の方に撮ってもらうことになったら、とっても残念ですよね。

 

それならば、どんな写真を撮る人が担当してくれるのか、事前に作品を見せて欲しいところですが、式場のプランナーに、事前にカメラマンを指名したいと申し出たのですが、結局事前に作品を見たり、カメラマンを指名することはできませんでした。

 

どんな人が撮影するのか、プランナーさんにも判らないというのです。

こうなると、式場側の「提携カメラマンが一番きれいに撮ることができる」という言い分もかなり怪しくなってきます。

 どうして、誰が撮影するのか判らないのに「一番きれいに撮れる」と言えるのでしょうか?そんな保証はどこにもありませんよね。

そこを突っ込むと、プランナーさんもさすがに答えに窮していました。

 

また、どこの式場かは判りませんが、実際にある新婦さんが経験談として、

 

お願いしたいカメラマンがいたけれど、持ち込み不可だったため、しかたなく式場提携カメラマンに依頼したら、どうにも古臭い写真ばかりで、全く好みでない仕上がりになってしまった(T-T)

という口コミをしているのを見かけたことがあります。

「プロに撮ってもらっても、こういうことは起こりえるんだな」

と、ちょっと怖いような気持になりましたね。

 

長くなりましたが、式場に頼んだ場合の技量は「不明」となります。

 

一方、持ち込みカメラマンの場合はというと、フリーのカメラマンとして活動されている場合はもちろん、フリーでなくても会社によっては、HPでカメラマンの名前や作品を公開しており、カメラマンを指名できます

私たちは事前に経歴と作品をチェックしてカメラマンを指名したので、安心して撮影をお任せすることができました。

 

また、

慣れない式場ではきれいに撮れないのでは?

と不安になる方もいるかも知れませんが、

どうしても気になる場合は、お願いする式場での撮影経験があるか問い合わせてみましょう。

私たちも問い合わせてみたところ、持ち込みカメラマン不可の式場でしたが、その式場での撮影経験は「何度もあります」という回答が返ってきましたよ。

 

また、個人的には、その会場で慣れているかどうかも重要ですが、「結婚式の撮影に慣れているかどうか」の方がより重要だと思っています。

結婚式というのは、大まかな進行は決まっていますので、

「このシーンは必ず写真に収めるべき!」

という、鉄板のポイントがいくつかあるのです。

そういったポイントを押さえるためには、結婚式の進行をよく理解し、先回りする必要がありますが、結婚式場での撮影経験があまりない素人や新人の方は、出遅れてシャッターチャンスを逃す可能性が高くなります。

 

それに、同じ式場ばかりで撮影しているカメラマンと、様々な式場で撮影しているカメラマンとでは、同じくらいキャリアがあったとしても、後者の方が臨機応変に対応でき、より良い撮影ができるケースも多いようです。

 

このように、はじめはどうしても費用に目が行きがちかと思いますが、「どこに依頼するのか、誰にお願いするのかを選べる」というのも、カメラマンを持ち込む大きなメリットだと思います。

是非、価格だけでなく、カメラマンの経歴やウデ・作風もしっかりチェックして依頼しましょう。

 

次回は、カメラマンを持ち込む方法について、ご紹介しますね。