ウェディングドレス・カラードレスの持ち込み②
前回の続きになります。
前回の記事はこちら。
持ち込みドレスのおすすめは?
さて、前回の記事ではドレスの購入方法をご紹介しました。
それぞれメリット・デメリットがありますが、私のように、「節約しつつも、ドレスにはとことんこだわりたい!」という欲張りな花嫁さんには、
「③外部のドレスショップで購入」が最もおすすめです。
私の場合は、外部のドレスショップでサイズオーダーで作ってもらいました。
サイズオーダーというのは、一からデザインしてもらうオーダー・メイドと異なり、デザインは決まったものの中から選ぶのですが、肩幅や足の長さなど細かく採寸して、自分の体形にぴったりのドレスを作ってもらうのです。
レンタルの場合は、既製品になりますので、編み上げなどで調整はできるものの、どこもかしこもピッタリ!というわけではありません。
普段着る服だって、同じ7号とか9号とかのサイズでも、ブランドやデザインによってサイズ感は変わってきますよね?
それが、サイズオーダーであれば、本当に自分の体形にピッタリなドレスが手に入るのです。
また、私はそのままのデザインがとっても気に入ったのでしませんでしたが、追加料金を支払えば、デザインや生地を変更してもらうことも可能でした。
私がオーダーしたショップ以外でも、そういった対応をしているドレスショップがありましたので、サイズオーダーのドレスを作っているショップでは、オーダーメイドよりもリーズナブルな価格で、自分だけのドレスを作ることが可能な事が多いようです。
デザインが素敵なのは当たり前。
自分の身体にピッタリで、もちろん誰も袖を通していない新品です。
これこそ、一生に一度の晴れ舞台にふさわしいドレスだと思いませんか?
私の場合、普段着る服をサイズオーダーやオーダーメイドで作る機会はこれまでなかったので、採寸してもらうときはとても特別な気持ちになりましたし、もちろん、仕上がったドレスも特別思い入れのあるものになりました(*^-^*)
サイズオーダーしたドレスのお値段は?
気になるお値段ですが、ウェディングドレスとカラードレス、それぞれパニエと持ち運び用のキャリーバックを付けて、 2着で合計308,209円でした。
1着当たり15万円程ですね。
数万円の激安ドレスに比べると高価です(^-^;
そうは言っても、もし式場提携のドレスショップを選んでいたら、1着30万円以上。
少なく見積もっても2着で合計60万円。
単純計算で30万円の節約です。
仮に、ドレスに20万円の割引を付けてもらったとしても10万円の差額がありますから、節約効果もちゃんとありますよ。
「ドレスはレンタルするもの」と思っている方へ
「結婚式のドレスはレンタルするもの」
そう思っている花嫁さんはまだまだ多いと思いますが、実は、欧米の花嫁さんにとってウェディングドレスは購入するのが当たり前なんですって。
じゃあ、どうして日本ではレンタルが一般的なのかというと、元々、日本の婚礼衣装と言えば、白無垢と色打掛でした。
ところが、現在レンタルする場合でもドレスより和装の方が高価なように、和装ってドレスに比べて高額なんですよね。
それで、レンタルが人気になって、定着したようです。
そのうち、結婚式での衣装に和装だけでなくドレス を選ぶ花嫁さんが増えてきたのですが、和装・洋装問わず「婚礼衣装はレンタル」するというのが定番となっていたため、その流れが現在も続いているようです。
この話を聞いてどう思いますか?
元々は、高価な和装に手が出なかったからレンタルが広まったのです。
ところが、中間マージンが発生するせいで、現在では購入するよりもレンタルの方が高いという逆転現象が発生しているのです。
何とも奇妙な話ではありませんか。
というか、中間マージン高すぎですよね(>_<)
購入するよりも安く借りられるならばこそ、新品でないとかのデメリットにも甘んじて受け入れようというものですが、サイズオーダーの新品のドレスよりも高額とあっては、式場提携のドレスショップを選ぶメリットはあまりに少ないと感じます。
デザインにも違いがある
また、レンタルと購入では、ドレス自体にも違いがあります。
それは、ドレスの耐久性。
レンタルの場合、何度も繰り返し使うため、どうしても耐久性が必要になってきます。
そのため、どっしりとした生地を使うことが多く、重厚な印象だったり、クラシカルな雰囲気のドレスが多くなるのです。
もちろんドレス自体の重量も重めになります。
一方、購入するドレスの場合は、レンタル程耐久性を重視する必要がありませんので、使える生地の幅が広いのです。
例えば、ふんわりとしたチュール生地を多用して動きを出したり、取れやすい造花をたくさんあしらって立体感を出すなど、繊細な表現ができるのでデザインの幅も広がります。
ドレスの持ち込み料を0円にしてもらう方法
ドレスの持ち込み料1着につき5万円。
2着併せて10万円の持ち込み料がかかるところを、私は交渉して0円にしてもらいました。
交渉方法については、カメラマンの持ち込みと被るところも多いので、そちらも参考にしてください。
一番のポイントはやはり、契約前に交渉する事です。
契約時に、持ち込み料を0円にしてもらうことを条件に入れてもらえばOK。
もし、すぐに交渉に応じてくれない場合は、なぜ持ち込み料を払わなければならないのか聞いてみましょう。
また、なぜ持ち込み料に納得できないかを伝えてみましょう。
持ち込み料に納得できない理由
私たちは、以下のように説明して、式場側と交渉しました。
①保管するだけにしては持ち込み料が高すぎる
提携先でドレスを借りた場合は、例えば式当日にドレスが汚れてしまったり、ほつれていた場合は、どうにかその場で染み抜きをしたり、繕ったりと、対処してもらえるのですが、「持ち込みの場合はそのような不測の事態に対応できません」と言われました。つまり、5万円もの大金を支払ったところで、何の対応もしてもらえないんです。
ハンガーにかけておくだけで5万というのは、サービスに見合った金額とは言えないと思います。
②提携先で気に入るドレスに出会えない可能性(リスク)がある
どんなに豊富なラインナップがあると言っても、一つのドレスショップに限定されると、気に入るドレスに出会えない可能性があります。
また、仮に気に入るドレスがあったとしても、予算が合わなかったり、人気のドレスだと、自分に合うサイズのドレスは他の花嫁に押さえられている場合もあると聞きます。
そうした場合は、他のドレスを選ぶか、無理やりサイズの合わないドレスを着るしかありません。
ドレスは、結婚式の中でも間違いなく最重要アイテムですから、自分にピッタリのドレスを着ることができないリスクを負いたくありません。
以上、2点の主張をし、提携のドレスショップも候補に入れると約束した上で、持ち込み料を0円にしてもらうことに成功しました。
提携のドレスショップで「運命のドレス」に出会えればそれに決めますが、そうでなければ他のショップも検討したいと申し出たのです。
提携のドレスショップで気に入るドレスがなかったために、自分で探さざるを得ない場合、理想のドレスを用意できない式場にも責任がありますので、こちらの主張を認めて頂く事ができました。
まとめ
今回は、結婚式で最も重要なアイテムの一つ、ドレスがテーマでした。
ドレスを用意する方法は色々ありますが、どんな方法を選ぶにせよ、ドレス選びはとことんこだわってもらいたいと思います。
なぜなら、ドレスは必ず、たくさんの写真に残りますし、着れる機会も結婚式以外にはないという、特別なアイテムだからです。
それにドレスは、決して自己満足度を高めるためだけのアイテムではありません。
両親やゲストにとっても、花嫁の美しいドレス姿というのは楽しみなんです。
もし、あなたが結婚式に参列したことがあるなら、経験がおありでしょう?
新郎新婦が入場するときの、「どんな姿で現れるんだろうか?」というわくわく感。
衣装だけが豪華というのではいけませんが、ゲストの目を楽しませるためにも、飛び切り素敵なドレスを選ぶことをおすすめします(*^-^*)