結婚式を迎える前に、撮影指示書を作ろう②
定番以外のこだわりショットもリクエストしよう!
さて、前回の記事では、比較的定番のおすすめショットをご紹介してきました。
定番以外では、インスタグラムなどから、流行りのショットが次々と生まれています。
是非、日ごろからチェックするようにして、素敵な写真を見かけたら保存して撮影指示書の作成に役立てましょう。
撮影指示書の作り方
撮影指示書を作るポイントは、何よりもカメラマンの方が当日持ち歩いて見やすいようにする事です。
①まず、撮って欲しいショットを場面毎に分け、進行順に並べます。
②見やすいように大きめの画像を用意して、簡単な説明分も載せましょう。
③持ち歩きやすいように、紙はA4サイズ。
④ポケットなどに入れることも想定して、四つ折りにして見やすいように写真と説明文をレイアウト。
撮影指示書の注意点
挙式中や披露宴中は1シーンにつき2カット程度に絞ること
リクエストが多すぎると、カメラマンの方が撮影に集中できなくなってしまいます。
何もかもリクエストしようというのではなく、自分なりに拘りポイントを絞って、それ以外はお任せした方が、良い写真を撮ってもらうことができますよ!
また、ファーストバイトなどの鉄板シーンは、言わなくても撮ってもらえますので、特殊なアングルからなどでなければ、リクエストは不要です。
撮影指示書は式場の担当プランナーさんにも事前に渡そう
プランナーさんは、結婚式全体を把握して、時間配分など、結婚式の進行をコントロールしてくれています。
写真を撮るのに必要な時間をどこで取るのかは、新郎新婦側が勝手に判断できることではありません。
事前に相談しておくことで、撮りたいショットを撮るのに必要な時間を確保してもらうことが出来ますよ(^-^)
私たちは、事前に相談したおかげで、当日の式場入りの時間を早め、チャペルでのリハーサル時に、写真撮影の時間を確保してもらうことが出来ました。
また、お開きのあとにも、一部リクエストしたショットを撮ってもらいましたよ。
それ以外にも、きれいにセッティングされた披露宴会場で、二人きりの写真を撮りたかったので相談したところ、チャペルでの挙式後、ゲストが入る前の披露宴会場で、少しの時間ですが写真を撮らせてもらう事が出来ました!
そのタイミングで、会場全体や会場装花、ゲストのテーブルセッティングなども撮ってもらうことが出来たのです。
おかげでたくさんの素敵な写真が取れて、プランナーさんにはとてもお世話になりました。
持ち込みのカメラマンだったのにとても協力的だったので、本当に感謝です(T-T)
カメラマンさんにももちろん事前に相談
もちろん、カメラマンさんには当日の進行表とセットで撮影指示書を渡しておきましょう。
どのタイミングでどの写真を撮るか、事前にシミュレーションしておいてもらうことで、当日の撮影がスムーズに進みます。
私たちの場合は、主にプランナーさんが撮影スケジュールを考えてくださり、それをカメラマンさんと共有するという形になりました。
また、私たちは、婚約指輪と結婚指輪の内側の刻印にこだわりがあったのですが、とても小さくて肉眼では見え辛いんです。
そこで、結婚式当日にリングの刻印を撮って欲しいとリクエストしました。
このような小さなものを撮る場合には、マクロレンズが必要です。
プロであれば当然持っているはずですが、通常結婚式の撮影で使うレンズではないため、事前にリクエストしておかないと、用意してもらえません。
希望される方は必ず事前にリクエストしましょう。
撮影指示書を作って撮ってもらった感想
正直に言えば、これだけしても「あれも撮っておけば良かったな・・・」と思うものがいくつかあります。
具体的には、髪型がよく判るものをリクエストしていませんでした。
また、お開き後にスタッフの方たちとも撮れば良かったと思いました(>_<)
ただ、撮影指示書を作ったことに関しては、100%良かったと言い切れます!
だって、実際に撮ってもらった写真を見ると、気に入ってる写真はリクエストしたものがほとんどだったんです!
思い返してみると、前撮りの時もそうでした。
私も夫も、「これいいね~」と言う写真はリクエストしたのばかり。
前撮りでは「撮影指示書」を作っていなかったのですが、
「こんな写真を撮りたい!」
と思える素敵な写真、楽しいポーズなどの写真をスマホにスクリーンショットにしてストックしていたんですよね。
前撮りでは結婚式と違って、スマホを見せながらリクエストできますので、指示書がなくてもリクエストしやすいんです。
私たちは、ちょっぴり遊び心のある写真が好み。
でも、リクエストしない場合は、そういう写真ってあんまり撮ってもらえません。
だって、面白いポーズや気の利いたアングルって、いきなり思いつけるものでじゃないですよね?
そして、カメラマンさんは基本的に「無難」な感じのものを中心に撮られます。
結婚式ってそもそもフォーマルな場ですし、リクエストしないと、私たち新郎新婦がどんな写真を求めているのか判りませんから、それは仕方のない事。
だから、自分たち好みの写真を撮ってもらうためには、撮影指示書は必須。
それに、作った方が自分たちがどんなに写真を重要視しているかが伝わって、カメラマンさんも張り切ってくれそう・・・というのは考えすぎかな?
ともかく、撮影指示書を作ったからこそ撮ってもらえた写真がたくさんあるので、本当におすすめです!